意見交換を行う李大統領とロイス議員=1日、ソウル(聯合ニュース)
意見交換を行う李大統領とロイス議員=1日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は1日、青瓦台(大統領府)で米下院外交委員長のエドワード・ロイス議員(共和党)を団長とする米下院議員団と会い、韓米同盟の発展、北朝鮮問題、北東アジア情勢などについて意見を交換した。青瓦台が伝えた。
 李大統領と議員団は、北朝鮮が国連安全保障理事会の制裁強化決議など国際社会の警告を無視し、核実験の予告など一連の威嚇行為を続けていることは、国際社会の団結した意志に対する深刻な挑戦だとの意見で一致した。
 韓米を含めた関連諸国との緊密な協調の下で対処しながら、北朝鮮の挑発に対し安保理と関連国が断固たる実効的措置を取ることができるよう相互協力することで一致した。
 李大統領は、過去5年間の韓米同盟について、共同の価値と信頼に基づき同盟強化、北朝鮮問題や北朝鮮核問題での協力など最上の関係を構築したと評価した。
 また、韓米両国はグローバルパートナーとして主な国際問題での協力を新たな次元で発展させてきたとした上で、韓米関係の発展、朝鮮半島の平和と安定に対する米下院の持続的な協力と支持を要請した。
 米議員団は、北東アジアをはじめとする世界の平和と繁栄に寄与している韓米同盟の重要性を高く評価した。特に、昨年発効された韓米自由貿易協定(FTA)が韓米同盟を包括的戦略同盟へと発展させる上で重要な役割を果たしているとの認識を示した。韓米同盟の今後の発展に向けては米議会も引き続き積極的に努力するとの立場を表明した。

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