【ソウル聯合ニュース】韓国の原発運営会社、韓国水力原子力は1日、フィンランドの電力会社テオリスーデン・ボイマ(TVO)が進めている原発4号機建設事業に入札書を提出したことを明らかにした。韓国電力技術や斗山重工業、サムスン物産、SK建設などと組む。
 TVOは1970年代に原発1、2号機を導入し、現在はフランス企業と3号機を建設している。
 4号機建設事業には加圧水型軽水炉型のAPR1400(韓国)、EPR(フランス)、APWR(日本・三菱重工)、沸騰水型軽水炉のABWR(日本・東芝)、ESBWR(米GEと日本・日立)の五つの原子炉型が競争している。TVOは総合的な技術や経済性を評価し、優先交渉権者を選定する。
 韓国水力原子力関係者は「世界最高水準の安全性を求めるフィンランド原発事業への参入は韓国原発の安全性と技術を立証できるチャンス。世界原発市場の約40%を占める欧州市場進出に向けた橋頭堡(ほ)になると期待している」と述べた。

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