【ソウル聯合ニュース】国家安保室の新設を柱とする朴槿恵(パク・クンヘ)新政権の青瓦台(大統領府)組織改編案が21日、発表された。同室は外交安保政策のコントロールタワーの役割を果たす。
 大統領職引き継ぎ委員会の金容俊(キム・ヨンジュン)委員長は同日の会見で、2室9首席秘書官体制となる青瓦台の組織改編案を発表し、「不必要な予算浪費を削減し、行政官庁と青瓦台組織が本来の業務を遂行できるよう組織体制を一元化し、秘書室の機能を統合する意志を盛り込んだ」と説明した。
 組織体制は従来と同じだが、大統領室は「秘書室」に名称が変更され、国家安保室が新設された。長官級だった政策室は廃止された。これで従来の「2室」が維持されることになった。9首席秘書官室では国政企画首席室と未来戦略首席室が新たに設置された。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0