【ソウル聯合ニュース】先月、原発部品の品質検証書が偽造されていたことが発覚し、運転停止となっていた霊光原発(全羅南道)5号機の再稼動が決まった。
 原子力安全委員会は31日、「品質書類が偽造された部品を全て交換し、関連設備性能と主要設備の安全性が総合的に確認されたため再稼動を承認する」と発表した。
 同じく成績書が偽造された同原発6号機については、民間との合同調査団の調査報告書を確認した上で、定期検査関連手順を踏み措置を決定する予定だ。
 合同調査団の調査によると、この10年間、原発事業者の韓国水力原子力に納品された部品のうち、品質検証書が偽造された部品は561品目(1万3794個)で、実際に原発に設置されたのは341品目(6494個)。
 現在までに品質検証書偽造部品のうち、安全等級に該当する5197個中、93.4%に当たる4848個が交換された。
 同委員会は引き続き、韓国にある全ての原発を対象に部品の検証書が偽造されていないか調査していく方針だ。 

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