韓国通商交渉本部長　WTO次期事務局長に立候補へ

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は28日、外交通商部の朴泰鎬（パク・テホ）通商交渉本部長が世界貿易機関（WTO）の次期事務局長に立候補すると明らかにした。
　ラミー現事務局長の任期は来年8月31日まで。次期事務局長の任期は来年9月1日から4年となる。
　次期事務局長をめぐっては、7人が名乗りを挙げている。候補者登録期間は年末まで。
　朴本部長は学者出身の国際通商の専門家。アジア太平洋経済協力会議（APEC）の投資専門家グループ議長、国際通貨基金（IMF）の招聘教授などを歴任。2007～2010年は韓国政府の貿易委員長、2011年末からは通商交渉本部長を務めている。
　来年1～3月に選挙キャンペーンを行い、5月末に選挙が実施される見通しだ。