【ソウル聯合ニュース】日本の植民地時代に行われた強制動員の実態を調査してまとめた資料集が、韓国で出版された。韓国の政府機関「対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者ら支援委員会」は27日、「ばらばらになったあの日の記憶」を出版したと明らかにした。
 同資料集には未公開の記録を含む、写真183点、文書109点、品物59点、名簿2点が収録されている。
 写真の裏側には撮影時期と場所などを被害者らが直接記録しおり、動員当時の状況を調査するのに活用された。日本政府と企業による動員の形態と生活の様子が記された文書、被害者らが家族に宛てた手紙が複数含まれている。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0