【ソウル聯合ニュース】19日に実施された韓国大統領選で当選した与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)氏に対し、日本、中国、ロシアの首脳が祝賀メッセージ入りの親書を送った。同党の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)最高委員が23日までに明らかにした。
 野田佳彦首相は親書で、「両国の最近の協力関係は、北朝鮮問題はもちろん経済や国民交流など幅広い分野に広がっており、深まっている」と述べた上で、「日韓関係をさらに深化させ、大局的な見地から、未来志向かつ重層的な両国関係が構築されることが、両国共通の利益」と述べた。
 また「両国は、基本的価値を共有するのみならず、東アジア地域の平和と繁栄で共通の利益を共有する最も重要な隣国である」と強調した。
 中国の胡錦濤国家主席は「中国は韓国との関係を非常に重視しており、中韓関係は中国の対外関係で重要な位置を占めている」と述べた上で、今後も関係発展に向け努力するとした。
 ロシアのプーチン大統領は、韓国とロシアの関係が良好な点を強調。政治、経済、科学技術など多様な分野で協力を強化していきたいとの意向を示した。

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