【ニューヨーク聯合ニュース】米紙ウォールストリート・ジャーナルは28日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が北朝鮮の犯罪的行為を変化させようとする意志と能力を備えていないようだと報じた。
 同紙は一面で、北朝鮮のミサイル部品と兵器の輸出疑惑が相次いでいる上、再び長距離ミサイル発射の兆候があるとの記事を掲載し、金第1書記についても言及した。
 米国と同盟国は、朝鮮戦争を経験せず、スイスで学んだ金第1書記が権力継承後、経済改革に取り掛かり、軍部を再組織したため、北朝鮮の変化を期待したが、相次ぐ兵器輸出やミサイル実験は金第1書記が変化に対する意志と能力を備えているのか疑念を抱かせると指摘した。
 以前と変わらない北朝鮮の姿のせいで、米国やアジア諸国の間では北朝鮮の若き指導者が権力を確実に掌握したのかに対する疑念も生じていると伝えた。
 また、経済難に苦しむ北朝鮮は兵器輸出を通じて得ることができる現金が切実に必要な状況だと説明した。
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