【ソウル聯合ニュース】LG電子は27日、「予備社会的企業」の社長10人に、北九州市で環境に配慮した「グリーン経営」の事例を学ぶ研修の機会を提供すると明らかにした。
 社会的企業は社会問題の解決を目的に収益事業を行う企業で、政府が認定する。認定を受ける前の予備社会的企業は地方自治体が指定する。
 研修者らは28日から来月1日にかけ訪日し、エコに取り組む日本の代表的な企業団地「北九州エコタウン」を訪問。世界最高レベルのリサイクル工場などを視察する予定だ。
 北九州市はかつて公害が深刻な地域だったが、昨年、経済の発展と環境への取り組みを共に実現させた都市として経済協力開発機構(OECD)から「グリーン成長モデル都市」に選定されるなど、今では世界的な環境都市として認められている。
 LG電子は昨年から、資金や経営ノウハウの不足で苦しんでいる予備社会的企業を発掘し、競争力のある社会的企業に成長できるよう後押ししている。
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