【ソウル聯合ニュース】韓国の国際金融センターによると、韓国の外国為替平衡基金債券(5年物)のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)保証料率(プレミアム)が23日のニューヨーク市場で、59ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)で取引を終えた。
 今月初めに比べても9bp下がり、今年最も低い数値となった。香港やシンガポールなどアジア市場でも、22日の59bpから26日には58bpに下がった。
 CDS保証料率の低下は、発行主体の信用リスクの縮小を意味する。韓国債券のCDS保証料率が50bp台に低下するのは、リーマン・ショック発生前の2008年1月11日(58bp)以来だ。
 国際金融センターの関係者はCDS保証料率の低下について、「欧州債務危機に対する懸念が和らぐ中、韓国国債の格付け引き上げにより、ファンダメンタルズ(基礎的諸条件)が相対的に良好な韓国の財政健全性が注目されている」と説明した。
 韓国債券のCDS保証料率は、中国やマレーシア、タイ、フィリピンなどアジアのほとんどの国より低い。

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