【ワシントン聯合ニュース】オバマ政権2期目の発足を控え、韓米両国は北朝鮮政策を含む外交・安保懸案に対する調整作業を持続的に展開する。
 韓国外交通商部によると、ワシントンを訪れている同部の金奎顕(キム・ギュヒョン)次官補は27日、キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)と朝鮮半島をはじめとする国際情勢や北朝鮮問題の共助案を協議する。
 また、ラッセル国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長とオバマ政権2期目の外交基調や朝鮮半島政策などに対する意見を交わす。
 北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める林聖男(イム・ソンナム)朝鮮半島平和交渉本部長も来月初めに米国を訪れ、国務省のデービース北朝鮮担当特別代表と、北朝鮮の動向や6カ国協議と関連した懸案を協議する。
 先ごろ北朝鮮のミサイル発射可能性が指摘されていることから、韓米両国は北朝鮮の動向を鋭意注視しながら緊密な共助を維持する方針だ。
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