【ソウル聯合ニュース】韓国海軍が保有するイージス艦(KDXIII、7600トン級)と韓国型駆逐艦(KDXII、4500トン級)に長距離巡航ミサイルが搭載されたことが23日、韓国軍関係者の話で分かった。
 軍関係者によると、艦艇に搭載されたのは巡航ミサイル「天竜(玄武3C)」で、射程距離は400キロ。事実上、北朝鮮全域を攻撃できる。計32基が搭載された。これまで韓国海軍の艦艇に搭載されたミサイルの射程距離の最高は150キロにすぎない。
 韓国軍が艦艇に長距離巡航ミサイルを配備したのは、北朝鮮が西北島嶼(とうしょ)を脅かすホバークラフト基地を海上の軍事境界線と位置付けられる北方境界線(NLL)付近の黄海道・古岩浦に建設したことと関連があるとみられる。

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