【サンパウロ聯合ニュース】韓国とブラジルは22日、社会保障協定を締結した。
 社会保障協定は、互いの国に派遣される被用者が社会保険料を二重払いすることを防ぐ目的で結ばれる。また、相手国側での年金納付期間を本国の納付期間と合算することができるため、年金受給権も守られる。
 協定は両国の国会同意を経て発効する。ブラジル側は国会承認に約1年を要するとの見方を示した。
 協定発効と同時に、ブラジルに派遣勤務する韓国の被用者は最長8年間、ブラジルの年金加入義務を免除される。韓国企業の対ブラジル投資環境が大きく改善されるものと期待される。
 韓国が中南米の国と社会保障協定を締結するのはブラジルが初めて。韓国政府は、中南米も含め韓国の企業と労働者の進出が活発な国を優先し、社会保障協定の締結を推進する予定だ。

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