【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(12月19日投開票)への出馬を表明している無所属の安哲秀(アン・チョルス)候補陣営は22日夜、緊急記者会見を開き、最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補と協議している野党系候補一本化の方法について、世論調査で「野党陣営候補の支持率」と「与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)候補との一騎打ちでの競争力」を問い、最終候補者を決めることを提案した。
 両候補は同日午前、1時間半ほど非公開で会談し、候補一本化の方法を話し合ったが、目立った成果を挙げられなかった。
 両候補は候補登録(11月25、26日)までの一本化を目指し、今週末に行う世論調査の結果で候補者を決めることで合意している。だが、互いに自身に有利な設問内容を主張して譲らず、一本化協議は難航を極めている。これまでの各種世論調査では、朴候補との一騎打ちでは安候補が文候補より優位との結果が出ている。
 安候補陣営の緊急会見を受け、文候補陣営は「提案を真摯に検討する」とコメントした。
Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0