【ソウル聯合ニュース】韓国教育科学技術部と航空宇宙研究院は22日、韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-1)について、29日の打ち上げを決めたと発表した。
 打ち上げ予定時刻は午後4時から6時55分の間で、具体的な時刻は天候と宇宙環境を分析し打ち上げ当日の午後1時半頃に確定する予定だ。
 気象庁の週間予報では、29日に全羅南道地域で雨が降るとの予報は出ていない。
 教育科学技術部の関係者によると、先月26日の打ち上げ準備中に問題が見つかったためロシアから取り寄せた交換部品に今のところ問題はないという。
 このまま準備過程で問題がない場合、27日に本格的な打ち上げ準備に入り発射台に移される。
 羅老は2009年8月と2010年6月にも打ち上げられたが、2回とも軌道投入に失敗している。
 先月26日に3回目の打ち上げを予定していたが、1段目にヘリウムガスを注入した際にガスが漏れ、注入口の部品に破損が生じたため打ち上げは延期された。
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