【サンフランシスコ聯合ニュース】米カリフォルニア州サンノゼの連邦地裁は21日、米アップルと台湾HTCが締結した特許権使用に関する合意文書を開示するよう求めたサムスン電子の要請について、審理を行った。米ブルームバーグが報じた。
 アップルとHTCは11日、2年間にわたったスマートフォン(多機能携帯電話)関連の特許訴訟を取り下げ、今後10年間にわたり相互に特許を利用できるライセンス契約調印で合意した。
 サムスンはアップルとHTCが和解した内容の一部について、アップルがサムスンのスマートフォンに対し申し立てている販売差し止めと関連があると主張している。
 アップルとサムスンの特許訴訟をめぐっては、カリフォルニア州連邦地裁の陪審員団が8月、アップルのデザイン特許を侵害したとしてサムスンに対し10億5000万ドル(約8655億円)の賠償を命じた。同地裁は来月、サムスンのスマートフォンとタブレット型端末計8種の米国での販売禁止を求めたアップルの請求について審理する。

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