【ソウル聯合ニュース】韓国の主要10企業グループの代表企業はアジア通貨危機が起きた直後の1997年以降、飛躍的な成長を遂げたことが21日、分かった。
 代表企業はサムスン電子、現代自動車、SK、LG電子、ロッテショッピング、ポスコ、現代重工業、GSカルテックス、大韓航空、ハンファ。
 企業情報などを提供するウェブサイト「CEOスコア」が10社の1997年末と2011年末の業績を分析したところ、営業利益は計11兆ウォン(約8309億ウォン)から47兆ウォンと318.2%増加した。
 売上高は同期間、92兆ウォンから625兆ウォンと579.6%増加。総資産は111兆ウォンから613兆ウォンと449.0%増となった。負債比率は349.2%から119.4%に減少した。
 10社のうち、ロッテショッピングの成長が目立つ。同社の売上高は1兆9000億ウォンから22兆2000億ウォンと1057.4%増えた。営業利益と総資産はそれぞれ1170.4%と1402.9%増加。負債比率は402.5ポイント改善した。
 売上高増加率はロッテショッピングに続き、SK(934.0%)、サムスン電子(793.6%)、現代自動車(567.1%)、現代重工業(539.7%)、ポスコ(498.5%)、LG電子(414.5%)、GSカルテックス(346.0%)、ハンファ(244.9%)、大韓航空(172.9%)の順だった。
 資産の増加率もロッテショッピングが最も高く、現代自動車、SK、サムスン電子、ハンファ、ポスコ、LG電子、現代重工業が続いた。
 負債比率の減少幅が最も大きかったのは大韓航空(705.0ポイント減)で、次いで現代重工業(452.4ポイント減)、ロッテショッピング(402.5ポイント減)、GSカルテックス(341.8ポイント減)、SK(325.0ポイント減)、現代自動車(318.5ポイント減)、ハンファ(285.4ポイント減)、サムスン電子(242.8ポイント減)、ポスコ(77.6ポイント減)、LG電子(37.0ポイント減)だった。
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