【釜山聯合ニュース】韓国最大の港湾、釜山港の今年のコンテナ取扱量が開港以来最大を記録する見通しだ。
 釜山港湾公社は21日までに、同港の今年のコンテナ取扱量が1705万個(約6メートルコンテナ基準)に上るとの予想を明らかにした。輸出入貨物が前年比1.6%増の884万9000個、積み替え貨物が10.2%増の809万9000個。
 釜山港の年間コンテナ取扱量は昨年の1618万5000個が最大だった。
 今年は10月までで1420万3000個と集計された。月当たり142万個として、残り2か月も同程度ならば、初めて通年1700万個を超える計算だ。
 特に積み替え貨物の増加が目立つ。陸上の物流施設を使わず、港湾内で船だけ替えるため、付加価値が高い貨物だ。今年は1~10月に前年同期比11.6%増加した。世界的な景気減速で6月以降鈍化したものの、釜山港湾公社が海外の船会社を対象に貨物の誘致に乗り出し、持ち直すことができた。
 世界の主要港でコンテナ取扱量が伸び悩む中、釜山港は善戦したと評価できる。 

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