【ソウル聯合ニュース】韓国の年間外国人観光客数1000万人突破が目前に迫った。文化体育観光部と韓国観光公社は18日、今年の1000万人目の外国人観光客が21日に入国する見通しだと明らかにした。
 韓国観光公社の集計によると、1~9月の外国人観光客数は844万人で、前年同期比19.0%増加した。10月は100万人近くの外国人観光客が韓国を訪問した。
 年間外国人観光客数は1991年に300万人、2000年に500万人を突破した。2010年には700万人を達成。今年は目標の1100万人を上回る1130万人になるとみられる。
 韓国の外国人観光客数は、初めて100万人を突破した1978年以降、年平均15%の増加率を示している。ここ3年間は12.4%と、観光大国の米国(2.9%)や中国(2.9%)、イタリア(2.6%)を上回った。
 今年は中国人観光客と日本人観光客の爆発的な増加が全体を押し上げた。特に、中国人観光客は前年比30.0%増加した。7月以降は月30万人を超え、日本人観光客を上回り、外国人観光客トップを占めた。日本人観光客も前年比19.5%増加し、高い増加率を維持している。
 同公社は「K-POPやドラマなどを中心とした韓流ブームが観光客増加に大きな影響を与えた。韓国内の観光産業の発展に伴いさまざまな商品が開発されたことも重要な要因だ」と説明した。


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