【ソウル聯合ニュース】韓国の交通事故死亡率が経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち最も高いことが分かった。
 韓国交通研究院の薛載勲(ソル・ジェフン)交通安全研究本部長は16日、済州特別自治道庁で開催された交通文化改善政策法案セミナーで、2010年の韓国の人口10万人当たりの交通事故死亡者数は11.3人で、OECD加盟国中、比較可能な29カ国のうち最も高かったと明らかにした。
 韓国に次いで、交通事故死亡者数が多い国はギリシャ(11.1人)、米国(10.6人)、ポーランド(10.2人)だった。死亡者数が最も少なかった国はアイスランド(2.5人)で、次いでスウェーデン(2.8人)、英国(3.1人)の順。
 ただ、韓国の道路交通事故の発生件数は2000年の29万481件から2010年は22万6878件、2011年は22万1711件と減少傾向にある。
 人口10万人当たりの死亡者数も2000年の21.4人から2010年は10.9人、2011年は10.3人に減少した。
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