【ソウル聯合ニュース】世界景気の減速を受け良好な外貨借り入れ環境が継続する中、銀行の長期借入金が急減している。
 韓国金融監督院が14日までに発表した資料によると、銀行の中長期借り入れの借り換え率は10月に21.0%となり、前月(97.8%)の4分の1水準となった。
 借り換え率が100%を下回ると、満期を迎える借入金より新規の借入金が少ないことを意味する。
 短期借り入れの借り換え率は前月比2.2ポイント上昇の93.2%だった。
 金融監督院関係者は「中長期借り入れの借り換え率が大きく低下したのは、銀行が豊富な外貨資金を確保し、満期を迎えた借入金をそのまま返済したため」と分析した。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0