【ソウル聯合ニュース】韓国の医薬品メーカー・グリーンクロスは13日、ワクチン製造の化学及血清療法研究所(化血研)と水痘ワクチンの日本での製造・販売契約を結んだと明らかにした。
 化血研はクリーンクロスから水痘ワクチンウイルス株の提供を受け、水痘と帯状疱疹のワクチンを製造、販売する。クリーンクロスは契約金とロイヤルティーを受け取る。
 グリーンクロスによると、世界的に水痘ワクチンに使われるウイルス株は2種のみ。グリーンクロスは水痘に感染した33か月の男児から検出したウイルス株を利用し、1993年に世界で2番目に水痘ワクチンを開発した。
 グリーンクロスは戦略製品に掲げている水痘ワクチンの世界販売を拡大するため、生産施設の拡充や海外での臨床試験を検討している。

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