【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は13日、ソウルで開かれた「119消防の日」50周年の記念式典で祝辞を述べ、「消防業務は救助や救急はもちろん、自然災害や人的・社会的災害にも対応しなければならない国家的総合安全サービスになっている」と述べた。
 李大統領は、徹底した研究を基盤にした最先端の「科学消防」、専門教育訓練を通じた「精鋭消防」に生まれ変わらなければならないと指摘。先進国では日常の安全こそが国民の生活の質を決定づける尺度の一つでもあると述べ、「現在は安全が国民の基本的幸福であり国家競争力となる時代だ」と強調した。
 また、今年だけで火災と人命救助の現場で消防士6人が死亡し170人以上が負傷したと述べ、消防士らの勇気と使命感をたたえた。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0