【ニューヨーク聯合ニュース】インターネット上で外交活動を行う韓国の民間団体「VANK」のメンバーが7日、米ニュージャージー州パリセイズパーク市に設置されている「慰安婦の碑」を訪問した。メンバーは旧日本軍の従軍慰安婦問題、独島領有権問題などの広報のため1日から米国を訪問している。
 パリセイズパーク市ではジェームズ・ロタンド市長や碑の設計者らとともに献花した。メンバーは慰安婦の碑のそばで先月、「竹島は日本固有の領土」と書かれたくいが見つかったことについて、同市長に韓国国民の懸念を伝えた。
 これに対し、市長はVANKの活動に敬意を示した上で、「心配しないでほしい。『慰安婦の碑』は最後まで私が守る」と約束したという。
 一方、メンバーらはニューヨークの繁華街タイムズスクエアで独島に関する広報活動を実施。「独島は韓国主権のシンボル的な意味を持つ固有の領土。表記を人為的に変更してはならない」などとアピールした。
 メンバーらは米国入りしてすぐに米グーグル本社を訪問し、同社の地図サービス「グーグルマップ」から独島の住所が削除され、韓国版では「独島」、日本版では「竹島」と表記したことに抗議した。

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