【ハノイ聯合ニュース】アジア欧州会議(ASEM)首脳会議で採択する議長声明の最終草案で、北朝鮮の核・ミサイル開発に懸念を示す文言が盛り込まれると共同通信が6日までに報じた。議長声明では朝鮮半島の平和と安定を訴える見通しという。
 また、世界の経済成長が鈍化する可能性を踏まえ、アジアと欧州が強固な協力関係を構築する方針を打ち出す。
 さらに原子力安全と関連した法的措置の強化が主要課題ということで一致するとともに、来月に福島県で「原子力安全に関する福島閣僚会議」が開催されることに歓迎の意を示す予定だ。
 アジアと欧州の約50の国・機関が出席しているASEM首脳会議は6日に閉幕する。次回会議は2014年、ベルギーのブリュッセルで開かれる。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0