【ソウル聯合ニュース】韓国人の合唱指揮者、キム・ボミさんがウィーン少年合唱団の指揮者に任命された。合唱団側が5日、明らかにした。
 女性が指揮者を務めるのは同合唱団500年の歴史で初めて。アジア人指揮者としても初となる。
 キムさんは、9月にオーストリア・ウィーンで就任後初めてとなる公演でタクトを振った。
 モーツアルト班を率いることになったキムさんは、来年アジア巡回公演を行う予定だ。同合唱団にはこのほか、ハイドン班、ブルックナー班、シューベルト班があり、年間300回を超える公演を行っている。
 韓国・延世大学の教会音楽学科を卒業したキムさんは、ドイツ・レーゲンスブルク音大で教会音楽を専攻し、現在ウィーン国立音大博士課程に在籍中。

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