金首相は5日に開幕する首脳会議の第1セッションで、韓国が設立を主導した「グローバル・グリーン成長研究所(GGGI)」と、開発途上国の温暖化対策を支援する国際機関「グリーン気候基金(GCF)」事務局の韓国誘致に言及する。環境と経済活性化の両立を目指す韓国のグリーン成長政策とその成果を紹介し、支援を呼びかける予定だ。
6日の第2セッションでは、2011年末の「援助効果向上に関するハイレベルフォーラム(HLF4)」で採択された釜山グローバルパートナーシップの意義を説明する。このほか▼政府開発援助(ODA)の量的拡大と質的な改善▼教育など特定分野における協力モデルの開発▼開発途上国の特殊性の尊重▼韓国の開発経験の共有▼官民協力強化――など韓国が目指す開発協力の原則とビジョンを示す。
金首相は同会議に合わせ、ブルガリアやポーランド、フィンランドの首脳と2国間会談を予定している。6日に帰国の途に就く。
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