【ソウル聯合ニュース】長引く不況の中、韓国の今年の輸入車登録台数が過去最高を更新する見通しだ。韓国自動車産業協会は4日までに、今年1~9月の輸入車の新規登録台数が9万8459台で、前年同期比15.4%増加したと明らかにした。
 昨年1年間の輸入車新規登録台数は11万2440台で過去最高を記録していた。1~9月の韓国完成車メーカーの新規登録台数は106万125台で同7.9%減少した。
 韓国市場での輸入車のシェアは8.5%となり、前年同期(6.9%)より1.6ポイント拡大した。輸入車の好調は韓国・欧州連合(EU)間の自由貿易協定(FTA)や韓米FTA効果で価格が低下したためと分析される。
 昨年1~9月に1万9271台を販売したBMWは、今年同期間に2万1605台を売り上げ、輸入車市場で22.4%のシェアを記録。首位を守っている。メルセデス・ベンツが1万5503台で2位、次いでフォルクスワーゲン(1万2633台)、アウディ(1万1243台)の順だった。

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