文在寅氏(右)と安哲秀氏=(聯合ニュース)
文在寅氏(右)と安哲秀氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】12月の韓国大統領選に出馬を表明した民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補側は2日、無所属の安哲秀(アン・チョルス)氏側に対し、政策連携を提案した。安氏が提案を受け入れれば、野党陣営の候補一本化に向けた動きが本格化する見通しだ。世論調査では両氏と野党・朴槿恵(パク・クンヘ)候補が大接戦を繰り広げており、一本化が実現すれば選挙の構図は大きく変わるとみられる。
 文氏陣営の?廷雨(イ・ジョンウ)経済統合委員長は同日、党本部で記者会見を行い、「共同ビジョンを作るための対話を始めたい。共同ビジョンの上で候補を一本化し、勢力統合まで合意しなければならない」と述べ、候補一本化交渉前に政策連携を図るよう呼びかけた。同氏は「両候補が発表した雇用対策や財閥改革、福祉政策などは十分に共通している。(提案を)断る理由はないはず」と強調した。文氏は11日、主な公約を発表する予定だ。
 提案に対し、安氏側は「11日に公約を発表すると、両候補の政策や公約が共通しているのか判断する時間が必要」として、直ちに応じるのは難しいとの従来の立場を繰り返した。

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