李大統領　投資拡大・雇用創出の必要性を強調

【ソウル聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は1日の非常経済対策会議で、景気低迷期を迎え企業の投資拡大と政府の投資環境づくりの必要性を強調した。
　李大統領は「雇用創出と経済再生の鍵は企業家が握っている」とし、企業が成功して雇用を生み出すことが揺るぎない経済大国を築くことにつながると訴えた。「雇用を一つでも多く生み出す企業家こそが愛国者だ」とも述べた。
　不況だからと投資から手を引けば、他国についていけないとした上で、「皆が大変なときこそ企業家精神を発揮し、政府はさらに積極的な対策を立て、この長いトンネルを一番に抜け出さなければ」と呼びかけた。
　また、「これからは独自の技術を持つべき。基幹技術のない発展は限界がある」と述べ、技術開発に向けたさらなる発奮を促した。
　この日の非常経済対策会議は素材・部品産業の成果報告会を兼ねて行われ、関連企業や研究機関の関係者、学生など400人余りが出席した。