【モスクワ聯合ニュース】ロシアを訪問中の金文洙(キム・ムンス)京畿道知事は25日、モスクワ市内のホテルでロシア政府調達機関のUEMP(United Electronic Market Place)代表と「京畿道―ロシアUEMP了解覚書(MOU)」を締結した。
 MOUは、京畿道内の中小企業がロシア調達機関サイトに参加できるよう情報を共有し、ネットワークを構築することを約束するもの。
 韓国の自治体でロシア政府の調達機関と提携協定を結んだのは京畿道が初めて。
 2009年に電子調達サイトとして正式に発足したUEMPは、ロシアの国家調達物量の15%を担っている。
 韓国の医療機器生産の40%を占める京畿道は、今回の協定を足場に道内の優秀な医療機器がロシア市場に進出できるよう支援していく方針だ。
 経済協力投資団と共に訪ロしている金知事は、続いてロシア技術公社本社を訪問し、同公社と技術投資協定を締結した。
 同協定で同公社は世界最高水準の機械・IT・宇宙航空などの基幹技術を京畿道に提供することを約束した。道内の有望中小企業はこの技術を利用して製品を生産し、海外市場に進出する計画だ。

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