来韓中のキャンベル次官補=26日、ソウル(聯合ニュース)
来韓中のキャンベル次官補=26日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】来韓中のキャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は26日、韓国大統領選(12月19日投開票)と関連し、「誰が次期大統領になっても、(韓米)両国は緊密かつ建設的な協力関係を維持したい」と述べた。
 キャンベル次官補はこの日、外交通商部の金奎顕(キム・ギュヒョン)次官補と会談。その後、記者団に対し韓国大統領選について話した。韓米の協力維持が「(韓国への)メッセージの核心」だとし、韓国大統領選の有力候補陣営の関係者にもメッセージを伝えたと明かした。
 またキャンベル次官補は韓日関係に関連し、「両国は強固な関係維持という希望を共有している」とした上で、独島問題や従軍慰安婦問題で揺らぐ韓日関係を改善すべきとの認識を示した。
 さらに韓米がミサイル協定改定と定例安保協議(SCM)を成功裏に終えたことについて、満足感を表した。韓国が国際機関「グリーン気候基金(GCF)」の事務局誘致に成功したことに対しては「韓国の(国際的)役割が認められた」と述べた。
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