韓国航空宇宙研究院の打ち上げ推進団トップは連結部分の破損について、午前10時1分にロケット内のガスタンクにヘリウムガスを供給する過程でタンク内の圧力が正常以下に低下したため調査したところ、破損が確認されたと説明した。
破損部分を緊急補修する場合、打ち上げ期限の今月31日の実施は可能だ。ただ、補修が長引くと、打ち上げ予定期間を再設定しなければならない。こうなると、打ち上げは来月中旬にずれ込むことになる。
羅老は2009年8月と2010年6月にも打ち上げられたが、2回とも軌道投入に失敗している。ロケット1段目を製作したロシア側との契約条件上、今回の打ち上げが最後の機会だ。羅老開発事業には3回目までを含め総額5200億ウォン(約380億円)の予算が投じられた。
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