【ソウル聯合ニュース】起亜自動車は26日、7~9月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比16.4%増の11兆6250億ウォン(8481億円)、営業利益は同4.1%増の8162億ウォン、当期純利益は28.0%増の8295億ウォンだった。4~6月期と比べると、売上高は7.4%減、営業利益は29.4%減、当期純利益は24.4%減だった。上半期(1~6月)に9%台だった営業利益率も7.4%に下落した。
 起亜自は「国内販売の不振とストライキによる生産減少で、上半期より収益が減った」と説明した。
 1~9月の販売台数は前年同期比8.4%増の200万8670台、売上高は11.6%増の35兆9659億ウォン、営業利益は18.6%増の3兆2009億ウォン、当期純利益は14.6%増の3兆1272億ウォンとなった。
 起亜自の売上高増加は、単価の高い大きなサイズの車種が増えたことが背景にある。「K5」など中型車販売の比率は昨年の10.1%から今年は14.1%に増加した。
 起亜自は今年の業績について、厳しい環境の中で健闘したと評価している。
 1~9月までの販売台数を地域別に見ると、国内が34万9000台、米国が43万5000台、欧州が25万3000台、中国が33万3000台。国内販売は減少したが、その他の地域では増加した。債務危機に苦しむ欧州の市場でも同20.2%増となった。

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