【ソウル聯合ニュース】韓国外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官は24日、ソウルで開催された「IFANS(国立外交院外交安保研究所)国際問題会議」の基調演説で、「北朝鮮の新指導部は比較的安定的に定着したとみられるが、北朝鮮の国内・外交政策の方向性を把握するのは難しい」と述べた。北朝鮮新指導部は住民の生活改善や経済発展に向けた意欲を繰り返し表明したが、実際の変化につながるかどうかは見守る必要があるとした。
 続けて、「北朝鮮が本当に変化するためには、先軍(軍事優先)政治を放棄し、資源を住民の生活や経済分野に振り向けるべきだ」と指摘。「北朝鮮は依然として韓国に敵対的な態度を見せており、韓国の大統領選挙(12月19日実施)に介入しようと韓国世論への揺さぶりを強めている」と批判した。

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