【ソウル聯合ニュース】韓国鉄鋼最大手のポスコが23日に発表した7~9月期連結決算は、営業利益が前年同期比17.6%減の1兆620億ウォン(約770億円)だった。売上高は同7.2%減の15兆7390億ウォン、純利益は同215.7%増の7230億ウォン。
 系列企業を加えないポスコ単独では売上高が前年同期比10.6%減の8兆9100億ウォン、営業利益が同24.7%減の8190億ウォン、純利益が同198.8%増の7440億ウォンだった。
 粗鋼生産量は前年同期比2.0%増の966万2000トン、製品販売量は同2.7%増の893万トン。
 ポスコは、市場の開拓や製品開発で販売量がやや増えたが、需要が振るわず製品が値下がりし、売上高と営業利益が減少したと説明している。
 7~9月期を底に需要が小幅に持ち直すと見込みながらも、経営の不確実性が続くと予想し、年初に設定した8兆9000億ウォンの投資計画(連結基準)を8兆4000億ウォンに下方修正した。

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