【ワシントン聯合ニュース】台風被害を受けたとされる北朝鮮の咸鏡北道・豊渓里の核実験施設に対する復旧工事が着々と進んでいるようだ。
 英軍事専門誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」は22日、2010年と最近の衛星写真を比較し、「周辺の排水施設の氾濫で地下の核実験場に土砂が流れ込んだが、その後、復旧作業が順調に進んでいる」と説明した。
 韓国政府消息筋も「豊渓里に新たに掘削された2本の坑道のうち1本が、水害と台風の被害を受けたもようだ」と伝えていた。
 豊渓里の核実験施設は2006年と2009年に北朝鮮が2度の核実験を行った場所。2本の坑道に、新たに掘削した坑道2本を合わせ、計4本の坑道があるとされる。

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