【ソウル聯合ニュース】スイス金融大手のクレディ・スイスが18日に公表した世界の富に関する報告書によると、韓国で個人資産が100万ドル(約8000万円)を超える富裕層は20万8000人で、資産5000万ドル以上の超富裕層の数は世界16位と調査された。個人資産は所得と不動産、預金、投資などを含む。
 韓国は、2017年には個人資産100万ドル超の富裕層が39万8000人と、現在より91%増える見通しだ。韓国は成人1人当たりの平均資産が7万ドルと、アジア諸国の中で比較的高い。2017年には、韓国の個人の実質資産は4兆2000億ドルに達する見通しだ。
 一方、報告書は、2007~2008年の金融危機以降、初めて全世界的に個人資産が減少したと指摘。今年6月末現在、全世界の個人資産は223兆ドルで、前年同期に比べ5.2%減少した。
 報告書は、向こう5年間は個人資産が年平均8%増加し、2017年には330兆ドルに達すると見込んでいる。

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