【ソウル聯合ニュース】韓国合同参謀本部は18日、今年の「護国訓練」を25日から来月2日まで韓国全域で実施すると明らかにした。
 この訓練には陸・海・空軍、海兵隊をはじめ民間や警察など合わせて24万人が参加する。例年よりも規模を大幅に拡大し、米兵約500人も参加する。
 空軍と航空戦力が700回余り出動し、艦艇約60隻も動員される。
 合同参謀本部は「最近の安保状況を踏まえ、北朝鮮の局地挑発と全面戦を想定しながら陸海空合同作戦遂行能力の向上に重点を置き、例年よりも参加規模を増やした」と説明した。一部訓練は韓米連合戦力で実施されるという。
 具体的な訓練内容は、大規模な空中攻撃に対応する合同防空や首都圏でのテロ対応などさまざまな挑発脅威に備えるもの。海兵隊による上陸訓練も実施される。
 護国訓練は1994年に中断した韓米合同軍事演習「チームスピリット」を代替する訓練として1996年から毎年秋に実施している。

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