【広州聯合ニュース】日本の衆議院議員が旧日本軍従軍慰安婦の被害女性らが暮らす「ナヌムの家」(京畿道広州市)を訪問する。「ナヌムの家」が17日、明らかにした。
 日本共産党の笠井亮議員は、18日に同施設を訪れ、元慰安婦の女性らに会う予定だ。
 8月に日本の政治家の間で慰安婦の強制性を否定する発言が相次いだことを受け、ナヌムの家の女性らは野田佳彦首相をはじめとする政治家724人に招請状を送った。笠井議員はこれを手にした瞬間に訪問を決心したという。
 笠井議員は、朝鮮王朝時代の王室儀礼を絵や文で記録した「朝鮮王室儀軌」の韓国返還に取り組み、昨年は文化財の韓国返還を目指す韓国の市民団体が主催した座談会に出席するため来韓している。

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