【ソウル聯合ニュース】韓国政府系の東北アジア歴史財団が18日から19日にかけ、碑文の解釈をめぐり論争が起きている「広開土王碑」をテーマとする国際学会を開催する。同財団が16日に明らかにした。
 広開土王碑は、高句麗第19代の王・広開土王(好太王)の業績をたたえた石碑。今年は広開土王の死去から1600年に当たる。
 東北アジア歴史財団は、広開土王の功績が記された広開土王碑を考古学的、言語学的、金石学的に分析し、その歴史性と価値を検証するとしている。
 学会は4部構成で、韓国と日本の古代史研究者らが多数出席する。日本の著名な古代朝鮮史研究者、武田幸男・東京大学名誉教授が「広開土王碑研究の諸問題」をテーマに基調講演を行う。

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