2人はアン・スンゴル教授と夫人のキム・ジヒ博士だ。
アン教授はソウル大学修士課程終了後デューク大博士課程に進学し、レフコウィッツ教授の指導で2002年に細胞受容体の作用研究で博士号を取得した。現在、研究教授として同大学に在職中だ。
夫人のキム博士はソウル大学で博士号を取得後、米国に渡りレフコウィッツ教授のもと専任研究員として活躍している。
レフコウィッツ教授の受賞が伝えられた10日、アン教授は聯合ニュースの電話取材に「研究所の電話が鳴りっぱなし」と現場の雰囲気を伝えた。
レフコウィッツ教授は「Gたんぱく質共役受容体」を最初に発見し、受容体が細胞内でどのように信号を伝達しどう調節されるのか研究を進め、これまでにもノーベル賞候補として名前が挙がっていた。
レフコウィッツ教授についてアン教授は「聡明であることは言うまでもなく、一緒に研究する人に対して動機付けを促し何よりも情熱にあふれた方」と話した。
大学内ではアン教授がレフコウィッツ教授の受賞に大きく貢献したとされているが、アン教授は謙遜する。研究陣がGたんぱく質共役受容体を発見した後に加わり、レフコウィッツ教授が発表した80本余りの論文のうち35本に関わっただけだと説明した。
レフコウィッツ教授の研究陣は現在約30人で構成され、アン教授は新薬開発部門を任されている。
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