【ワシントン聯合ニュース】米外交専門誌のフォーリンポリシー(FP)は11月号の記事で、2008年以降の世界的な経済危機を克服した国のトップに韓国を挙げた。
 同誌は、韓国、ポーランド、カナダ、スウェーデン、インドネシア、トルコ、メキシコの7カ国に対し、危機をチャンスに変えたと評価した。
 韓国については、先進国入りという目標の達成に向け、政府の研究開発(R&D)分野への支出を世界最高水準の3.4%から5.0%に拡大し、革新に重点を置いて補助金を十分支給する一方、輸出促進のためにウォン安を維持する政策を進め、大企業のサムスングループや現代・起亜自動車グループは世界市場でシェアを上げることができたとの見方を示した。
 こうした取り組みにより韓国は2009年、景気後退から脱し、家計所得も11四半期連続増加したと紹介した。
 一方、同誌は、国内消費が落ち込み、個人負債の割合が世界で最も高い点を韓国が解決すべき課題として指摘した。

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