ロムニー陣営の外交・安保特別補佐官のザカイム(Zakheim)元国防次官補は10日(日本時間11日)、シンクタンクの新アメリカ安全保障センター(CNAS)などの主催で行われた討論会に出席し、6カ国協議の開催を原則的に支持するとしながらも、北朝鮮が同協議を悪用する可能性に注意すべきだと述べた。
ロムニー氏の懸念は北朝鮮が核プログラムを進めるように放置してはならないことで、北朝鮮が軍事力を拡大するため、6カ国協議を利用できないよう綿密に監視すべきだと強調した。
これまで「ロムニー氏は6カ国協議を支持しない」との指摘が一部であった。これを受け、6カ国協議の必要性は認めるものの、従来の方式に変化が必要だとする立場をまとめたものと受け止められる。
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