【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が10日に発表した金融市場動向によると、9月の銀行の個人向け融資は前月比8000億ウォン(約561億円)減の458兆5000億ウォンだった。
 銀行の個人向け融資が減少したのは今年1月以来、8か月ぶり。ただ、これは季節的な要因によるものとみられる。
 韓銀通貨政策局は「秋夕(中秋節、今年は9月30日)に合わせて支給された賞与で債務を返済する人が多かった」と分析した。
 住宅担保ローンも住宅取引の低迷を受け約200億ウォン減少した。
 賞与支給のため企業が預金を引き出したことで、長期預金は2兆5000億ウォン減少した。企業向け融資は中小企業を中心に増加し、5兆4000億ウォンを記録した。

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