安氏は対北朝鮮政策について、「政権が代わるたびに、ぶれる対北政策と南北関係を正さなければならない」と力を込めた。
南北間の重要合意については、「国会の同意を経て、法的拘束力を持つようにする」とし、南北関係の安定を訴えた。
安氏は2000年の南北共同宣言(6・15宣言)や2007年の南北首脳宣言(10・4宣言)、6カ国協議で北朝鮮の核放棄を盛り込んだ6カ国協議共同声明(2005年)の合意を尊重する立場を明らかにした。
北朝鮮が保有する核兵器については「放棄しなければならない」とした上で、「(北朝鮮は)南北間の対話と協力、米国を含めた関係国との関係正常化を通じた共生の道を選ぶべきだ」と話した。
ほかに安氏は▼問題ではなく答えを与える政治▼個人と企業が共に成功する経済▼すべての可能性を生かすことのできる社会▼負担なく結婚できる国▼人間の尊厳を守る国家▼次世代のための社会▼強く、堂々として平和な朝鮮半島――などをビジョンに掲げた。
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