【東京聯合ニュース】世界遺産の高句麗古墳群などの写真を展示する「高句麗壁画古墳報道写真展」が6日から、横浜情報文化センターで開かれる。共同通信と日本新聞博物館の共催で、12月16日まで。
 写真展では共同通信が2010年と2011年、北朝鮮の平壌などで撮影した高句麗古墳5基の写真が展示される。四神図で知られる高山洞1号墳は1936年、日本人研究者が発掘した。昨年は、北朝鮮と日本の学者が再発掘調査を行い、動物壁画を新たに見つけた。徳興里古墳や安岳3号墳、玉桃里古墳、江西大墓の写真も公開される。
 高山洞1号墳と高句麗古墳の影響を受けたとされる墳高松塚古墳の模型も展示される予定だ。
 共同通信は高句麗古墳の壁画について、「古代東アジアに開いた芸術の華」と評価。「当時の生活や風俗を活写し、精神世界を表現した貴重な文化財」と説明した。

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