【ソウル聯合ニュース】国連食糧農業機関(FAO)は先ごろまとめた報告書で、北朝鮮の食糧状況がさらに悪化したと指摘した。米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が5日、報じた。
 FAOは最近の北朝鮮の食料状況について、6月に比べさらに悪化したと明らかにした。同放送は、夏の二毛作の収穫が振るわなかった上、春の干ばつや洪水により秋の収穫量も減少することを意味していると説明した。
 FAOは北朝鮮の経済難と農資材不足が続いているとした上で、北朝鮮を外部支援が必要な食糧不足国に含めた。
 また、昨年11月から今年8月まで北朝鮮が確保した穀物量が、外部からの支援4万3000トン、輸入38万8000トンなど合計43万1000トンで、今月中に外部から導入すべき穀物量(73万2000トン)の60%にとどまったと説明した。

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