【坡州聯合ニュース】韓国最大の仏教宗派、大韓仏教曹渓宗の関係者4人が5日午前、京畿道坡州市の南北出入事務所を経て訪朝した。
 開城で北朝鮮の仏教関係者らに会い、共同法会や水害支援などを話し合う予定だ。曹渓宗が協議を提案した。
 曹渓宗と北朝鮮の朝鮮仏教道連盟は、朝鮮戦争中の爆撃で焼失した金剛山4大寺院の一つ、神渓寺を2007年に復元している。復元5周年の記念法会を催すか話し合うという。
 北朝鮮の水害支援に関しては、至弘(チホン)和尚は訪朝前、「支援予算は確保してある。方法などを北側と話し合うつもりだ」と話した。
 曹渓宗は今年、200トンの小麦粉を支援する計画と伝えられている。
 一行は同日午後、韓国に戻る。

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