【ソウル聯合ニュース】サムスン電子は5日、7~9月期の売上高が52兆ウォン(3兆6700億円)、営業利益が8兆1000億ウォンになる見通しだと発表した。前四半期比でそれぞれ9.2%、20.5%増加。売上高、営業益とも過去最高だった4~6月期を上回る。前年同期比では売上高が26.0%増、営業利益が95.1%増。
 サムスン電子の今年1~9月までの売上高は144兆8700億ウォン、営業利益は20兆6700億ウォンと集計された。
 サムスン電子の7~9月期の業績は市場の予想を上回った。証券会社などの業績予想の平均は売上高が51兆5700億ウォン、営業利益が7兆5600億ウォンだった。
 7~9月期の好業績はスマートフォン(多機能携帯電話)の販売好調に後押しされた。米アップルとの特許訴訟の影響などマイナス材料もあったが、5月末に販売を開始したスマホ「ギャラクシーS3」が人気を集めた。

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